カウンセリングのお仕事の一環で歴史を調べることもあるのですが、最近であった「粋なお江戸娘」の生活を描いたこの本は、「夢見る乙女はいつの時代も一緒!」と思わせてくれる、素敵な本でした。 江戸時代の未婚女性の生活を面白おかしく、そしてかわいく紹介しています。 人気イラストレータの描くイラストもかわいく美しい。 オシャレ心であらゆるものをおもしろがり、かっこいいことや威勢のいいこと、風流なことを、時にはバカバカしいくらい大切にする人たちが住むのが江戸だったんだそうです。 われわれ現代人がいまだにお世話になっている事柄の紀元や、はたまた、今や老舗になっている「和菓子屋さん」の話まで登場します。 江戸時代の日本人は「笑い上戸で心のそこまで陽気である・特に若い女性は桜色」と幕末にはじめて日本を訪れた外国人はおもったそうです。 そんな江戸文化に触れて、小股のきれあがった粋な江戸娘に習ってみてはいかがでしょう。 『お江戸ガールズライフ』文・江藤千文 イラスト・おおたうに ブロンズ社 Copyright © 2005-2011 Witch's Garden. All Rights Reserved. |